「いしづち編集学校」②
いしづちエリアの自然を学ぶ
2019.9.13
いしづちエリア(西条市・久万高原町・いの町・大川村)の地域資源を活用しながら、域外からの消費を促す事業を展開することができる「クリエイティブで実行力のある起業を視野に入れた人財」を育成するプログラム、「いしづち編集学校」
第2回「いしづちエリアの自然を学ぶ」は、9月11日(水)
西条市中奥大保木(おおふき)にある「いしづちふれあいの里」で開催されました。
会場に着くと、美しいナガサキアゲハが迎えてくれました。
NPO法人西条自然学校理事長 山本貴人氏を講師にお迎えし
まずは座学からスタートです。
午前中は「石鎚山系の自然①~石鎚山系の地質・地形」
石鎚山の成り立ちなどについて学びました。
昼食は外に出て
おいしい空気と、石窯で焼いてくださった焼き立てピザ。
野菜たっぷりのスープやはっさくゼリーもいただきながら、会話も弾みました。
午後からは
「石鎚山系の自然②~石鎚山系の植生・動物相について~」
「自然資源の活用と観光」の2コマです。
現場で活きる貴重なお話の数々を、じっくりと伺うことができました。
座学の後は実際に自然の中へ。
石鎚ふれあいの里周辺を散策しながらのフィールドワークです。
石段を登り、大保木公民館へ。
川辺の鉱物や周辺に生えている植物について教わりながら歩きます。
乾燥したよもぎの葉をこうして丸めると…さあ、何ができるでしょう…
じゃーん!もぐさのできあがり。
お店で売られているもぐさは
よもぎの葉の裏に生えている細かい繊維を集めて丸めたものだそうです。
他にも、葛は根から葛粉を採ったり繊維は布の原料になったり。
ヒメコウゾは和紙の原料にもなるんだとか。
大保木公民館はかつて大保木中学校だった所。
この壁面には、石鎚に暮らす動物の爪痕が残っているそうです。
ほら…おわかりになりますか?細い筋がたくさん。
これ、ムササビの爪痕だそうですよ。
石鎚の自然の多様性に驚く皆さんを
カカシたちも見守ってくれていました。
最後に研修室に戻り、今日の学びを受講生同士で共有し合いました。
次回は9月30日の開催予定です。
2019年度「いしづち編集学校」の詳細はこちらからご覧いただけます。
【問い合わせ】
株式会社ソラヤマいしづち TEL:0897-47-6030(代表)